2026年W杯を世界最速で突破した日本代表。
今月10日にパラグアイ、14日にブラジルとの親善試合を戦う。
パラグアイは今大会の南米予選を6位で突破した(ブラジルは5位)。
予選18試合で7勝7分4敗(14得点、10失点)。10失点はアルゼンチンと並んで2番目に少ない(最少はエクアドルの5失点、ブラジルは17失点)。
そのパラグアイは、今月のアジアツアーで日本・韓国と対戦する。パラグアイ紙『D10 Paraguay』は、アジア勢との対戦に向けてこう伝えていた。
「パラグアイ代表は異なるスタイルのライバルたちとの対戦で実力を試す。
(2010年大会)16年ぶりのW杯出場権獲得は、国民に大きな喜びをもたらした。アルゼンチン出身のグスタボ・アルファロ監督は、チームの手応えに満足しつつも、さらなる調整が必要だと認識している。
今月はアジア勢と対戦するが、チームのレベルを測るうえで極めて重要な試練となるだろう。両国はすでにW杯出場を決めており、貴重なテストになる。
アジア勢のスピードとダイナミクスを我々は深く研究する必要がある。南米のスタイルとは異なるため、パラグアイにとって有益だ。
世界最速で予選を突破した日本は、久保建英や鎌田大地らを擁する。ブライトンでパラグアイ代表ディエゴ・ゴメスとともにプレーする三笘薫は今回招集されていない(怪我)。ここでは世界中に散らばっていることで知られる日本代表選手のなかから一部だけを紹介した。
もう一つの注目点は、FIFAランキングでアジアの両国がパラグアイより上にいるということ。日本は19位、韓国は23位、パラグアイは37位だ」
パラグアイと日本は、これまで何度も対戦してきた。
2010年W杯では決勝トーナメント1回戦で激突。日本はスコアレスのまま迎えたPK戦で敗れて敗退した。
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パラグアイにとっては同大会以来のW杯になるため、アジア勢との対戦は貴重な機会になるととらえているようだ。
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