今週から来週にかけてはFIFAのインターナショナルブレイクとなり、世界各地で代表戦が行われる。

W杯予選2試合を戦うフランス代表は、6日にPSGのブラッドリー・バルコラが負傷のために代表から離脱し、RCランスのフロリアン・トヴァンを代替招集すると発表した。

トヴァンは32歳のレフティアタッカー。フランスの名門マルセイユでは酒井宏樹と右サイドでタッグを組み、147試合ともにプレーした。ピッチ外でも良好な関係を築いた。

トヴァンは2021年にマルセイユを退団するとメキシコのティグレスに電撃移籍。後にマルセイユ退団時は鬱状態だったことを明かした彼は、2023年にウディネーゼへ移籍して欧州に復帰すると、今年から母国に戻ってきた。

トヴァンが代表に招集されるのは2019年6月以来のこと。

『RMC』によれば、トヴァンは正式に招集される前に予備リスト入りしていたそう。

彼は招集が決まる前の時点で「僕らはフランス代表を常に熱心に応援している。なぜなら、チームへの愛着があり、そこにいたいからさ。正直恋しい。ずっと招集されていないけれど、長い間、そのことを夢見てきた。辛い時期があったし、代表から遠く離れていたからね」などと話していたという。

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フランスは10日にアゼルバイジャン、13日にアイスランドとのW杯予選を戦う。

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