佳境を迎えている欧州主要リーグ。マルセイユは今季ホーム最終戦となるリーグアン第37節アンジェ戦に3-2で勝利した。
酒井宏樹と良好な関係にあったフロリアン・トヴァンはメキシコのティグレス移籍が決まっており、これがマルセイユでのラストゲーム。
『Canal+』の試合後インタビューでは感極まり、目に涙をためていた。
フロリアン・トヴァン(マルセイユFW)
「(メキシコへの移籍は)僕にとって新しい章を開いて、何か別のものを見つける時だったんだ。我がクラブを傷つけたくはなかった。
この機会に僕と日々をともにしてくれた全ての人達に感謝したい。全ての監督、会長に感謝する。心は痛いけれど、今日はほっとした。
僕は難しいシーズンを送った。僕はサポーターたちのためにマルセイユにやってきたし、彼らは僕に夢を見させてくれた。
(無観客なので)彼らにお別れを言うことができないのは残念だ。マルセイユサポーターは僕の心に永遠に居続ける。
EL(決勝進出)などマルセイユではとても素晴らしい思い出ができた。最大の後悔はトロフィーを勝ちとることができなかったこと」
彼が移籍するティグレスには元フランス代表FWアンドレ=ピエール・ジニャックも所属しているが、その影響もあったようだ。
トヴァンは「僕は常にラテンアメリカを愛してきた。楽しさと情熱を再発見したい。ジニャックも重要な役割を果たしたよ。僕はすぐに興奮したし、あっという間に合意した」とも語っている。
そのトヴァンはメスとの今季最終戦は出場停止のためにプレーできない。カードを貰ったのはアンジェ戦ではなく前節のサンテティエンヌ戦だったが、クラブスタッフからリーチがかかっているという注意がなかったとも明かしていた。