2022年1月からスコットランドの強豪セルティックでプレーしてきた日本代表FW前田大然。
今月20日の誕生日で28歳になるアタッカーは、昨シーズン公式戦33ゴールと大活躍し、個人タイトルも総なめにした。
この夏にはステップアップとなる移籍を求め、他クラブと個人合意に達していたものの、セルティック側が放出を認めなかったことで残留することになった。その影響もあってか、今シーズンは12試合で2ゴールと調子を落としている。
ただ、プレミアリーグのエヴァートンが来年1月の移籍市場で前田の獲得を検討していると伝えられている。
Instagramのフォロワー数フォロワー54.3万人を誇る『GiveMeSport』も、「エヴァートンはワールドクラスであるセルティックのスター選手獲得を希望。本人も移籍に意欲」と報じた。
「ジャーナリストのピート・オルークによると、エヴァートンがセルティックFW前田大然への電撃獲得を検討しているとのこと。
エヴァートンはデイヴィッド・モイーズ監督の攻撃陣強化を目指しており、シーズン序盤のベトとティエルノ・バリーのパフォーマンスに懸念が広がるなか、前田もターゲット候補とされている。
ビジャレアルから夏に2700万ポンド(約53億円)で移籍したバリーはプレミアリーグ6試合で0ゴールで、ベトも1ゴールにとどまっている。
(マンチェスター・シティから加入した)ジャック・グリリッシュの活躍はエヴァートンにとって数少ない光明だが、2026年の攻撃陣補強は除外されておらず、前田も候補のひとりとされている。
オルークによれば、前田は夏の移籍市場での関心で落ち着きをなくしたが、プレミアリーグでその才能を発揮する可能性に惹かれるだろうとのこと。
セルティックは昨シーズンの得点王を1月に手放すことに消極的だが、契約が残り12ヶ月となるため、シーズン後の交渉では不利な立場に立たされる可能性がある」
ベトとバリーはいずれも身長190cm以上の長身センターフォワードで、エヴァートンは今シーズンのリーグ6試合で得点数が7となっている(2勝2分2敗)。
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同紙は、「前田はワールドクラスと称賛される存在」とも伝えているが、来夏にはワールドカップが控えているだけに、その半年前に移籍するのはリスクも伴うはずだ。
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