サッカー界における最も輝かしい栄冠~といえば、年間最高の選手を決めるバロンドール表彰、クラブチームの頂点であるチャンピオンズリーグ、代表チームの世界最高峰の大会であるワールドカップの3つだ。
今回は『Give me Sport』から「バロンドール、チャンピオンズリーグ、ワールドカップの全てを手にしたスター選手たち」を6人ご紹介する。ちなみに歴史上では10人いるそうだ。
ウスマヌ・デンベレ
バロンドール:2025年
W杯優勝:2018年
CL優勝:2024-25
バルセロナのラフィーニャとラミン・ヤマルが争う中、2025年はそれを上回ったウスマヌ・デンベレがタイトルを総なめする結果になった。
かつてはバルセロナで失敗を重ねた彼であるが、フランスに戻って復調。PSGの中心的な存在となり、チーム初のチャンピオンズリーグ制覇に大きく貢献した。
また2022年にはフランス代表でワールドカップを制覇しており、今年のバロンドール受賞によって「3冠」を獲得した最新の選手になった。
リオネル・メッシ
バロンドール:2009、2010、2011、2012、2015、2019、2021、2023年
W杯優勝:2022年
CL優勝:2005-06、2008-09、2010-11、2014-15
サッカーの歴史上9人目の「バロンドール、チャンピオンズリーグ、ワールドカップ」の三冠を達成したのはリオネル・メッシ。意外かもしれないが、ワールドカップを制するまでに長い時間がかかった。
クラブレベルでは数多くのタイトルを獲得してきたものの、アルゼンチン代表においてはなかなか頂点に立つことができず、それが大きなキャリアの「穴」になっていた。
しかしながら2022年にキャプテンとして挑んだ大会ではついに優勝を果たすことに成功し、史上最高のサッカー選手としての地位をさらに確固たるものにした。