9月27日から開幕を迎えるFIFA U-20ワールドカップ。アジアカップで準決勝に進出した日本代表も参加することが決まっており、高岡伶颯や小杉啓太、喜多壱也といった欧州組もメンバー入りした。
今回は日本が初の準優勝に輝いた1999年大会の「黄金世代」、1979年に生まれた日本人選手のベストイレブンを特集しよう。
GK:曽ヶ端準
所属した主なクラブ:鹿島アントラーズ
日本代表記録:4試合0ゴール
1999年のワールドユースでは南雄太と榎本達也がメンバーに選ばれていたため参加していないが、その後フィリップ・トルシエ監督によってフル代表へと招集された。2002年の日韓ワールドカップにも3番手GKとして参加。
CB:坪井慶介
所属した主なクラブ:浦和レッズ、湘南ベルマーレ、レノファ山口
日本代表記録:40試合0ゴール
福岡大学から2002年に浦和レッズへと加入し、初年度から快速を生かしたスピード系センターバックとして活躍。大学卒業後にブレイクしたためワールドユース組ではないが、ジーコ監督によって2003年に初招集を受け、2006年ワールドカップにも出場した。
CB:中田浩二
所属した主なクラブ:鹿島アントラーズ、マルセイユ、バーゼル
日本代表記録:57試合2ゴール
フィリップ・トルシエに愛された「フラット3の申し子」。本来はボランチであったが3バックの一角として信頼され、日韓ワールドカップでの活躍で名を上げた。マルセイユとバーゼルで欧州にも挑戦。
右SB:加地亮
所属した主なクラブ:セレッソ大阪、FC東京、ガンバ大阪、チバスUSA、ファジアーノ岡山など
日本代表記録:64試合2ゴール
原博実監督が率いたFC東京で右サイドバックとして大ブレイクし、ジーコ監督の下で日本代表デビュー。コンフェデではブラジル相手にオフサイドで取り消された「幻のゴール」を決めた。
左SB:新井場徹
所属した主なクラブ:ガンバ大阪、鹿島アントラーズ、セレッソ大阪
日本代表記録:0試合0ゴール
左サイドバックの人選が難しかったが、Jリーグで豊かな実績を持つ新井場徹を選んだ。ワールドユースのメンバーではないが、ガンバ大阪でデビューし、その後鹿島アントラーズで長く常勝軍団の中心選手になった名ディフェンダー。