世界最速で2026年W杯予選を突破した日本代表。
負傷離脱者が相次ぐ状況のなか、W杯開催国であるメキシコ、アメリカとの連戦を1分1敗で終えた。
守田英正、田中碧の主力が離脱する中盤では、藤田譲瑠チマも引き続き招集され、9日のアメリカ戦で62分プレーした。
藤田は、パス能力に長けた23歳のMF。この夏にはベルギーのシント=トロイデンからドイツ1部のザンクトパウリへ移籍した。
8月29日に行われたハンブルガーSVとのダービーマッチでは絶品アシストを記録するなどして2-0の勝利に貢献。
藤田がその試合で見せたある行動が現地で話題になっている。彼は敵地での試合前に裸足でピッチ上を歩いていたのだ。
藤田はクラブ公式SNSでその理由を「スタジアムの雰囲気やピッチコンディションなどを感じたいからです。ルーティーンですね」と説明。
雨や雪が降ってもやるのかと聞かれると、「やりませんね、コンディションが悪いピッチでやると自分のパワーが感じられないので」と答えていた。
地元紙『TAG24』は、「藤田が裸足ランニングの秘密を明かす」とこの話題を伝えている。
藤田擁するザンクトパウリは、14日にホームでアウクスブルクと対戦する。