3位:シニシャ・ミハイロヴィッチ
偉大な得点力を備えていた稀有なディフェンダーの一人であったシニシャ・ミハイロヴィッチ。2022年に惜しまれながらこの世を去ったバルカンのレジェンドは、その左足からキャリア通算44回のゴールを直接フリーキックで決めている。
その中でも最も有名なのは1998-99シーズンのサンプドリア戦であろう。彼は29分、45分、そして52分に直接フリーキックを決め、セットプレーのみでハットトリックを達成したのだ。
2位:ロナルト・クーマン
ミハイロヴィッチと同じく、得点力を武器としていた貴重なディフェンダーとして一時代を築いた。信じられないほどのキック力を誇り、足を振り抜いた瞬間にまるでキャノン砲のようなボールがゴールを襲った。
その中でも最も重要だったのは、1991-92シーズンのチャンピオンズリーグ決勝。バルセロナの一員としてファイナルに臨み、サンプドリアを相手に延長22分に強烈なシュートを叩き込んだ。