今月27日にチリで開幕するU-20ワールドカップに出場するU-20日本代表。

スウェーデン1部のユールゴーデンでプレーする小杉啓太もメンバーに選ばれている。

彼はJリーグを経ずに、北欧でプロになった19歳の左サイドバックだ。

その小杉は、20日のマルメ戦にフル出場すると、終了間際に決勝ゴールをアシストする活躍を見せた。

『Fotbollskanalen』によれば、ユールゴーデンのヤニ・ホンカヴァーラ監督は、U-20ワールドカップのためにチームを離脱する小杉についてこう話していたそう。

「我々はこの状況に対処しなければならない。

小杉がいない状態で、これまで1試合もプレーしていない。彼はまるで鉄人だ、1日に2試合もプレーできるほどさ。

しかし、今はチームにとっても新たな状況で、彼の代わりが必要になる。

とはいえ、彼にはワールドカップで母国代表としてプレーするという大きなメリットを与えた。彼にとって非常に重要なことだったからね」

小杉は3月に開幕した春秋制のスウェーデンリーグにおいて、ここまで24試合中23試合で先発起用されてきた。リーグ戦での出場時間はチームトップを誇り、監督は”鉄人”と評価しているようだ。

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その小杉はU-20ワールドカップ出場のためにユールゴーデンを離脱し、「昨日はありがとう。またね」とのメッセージをSNSに投稿している。

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