セリエAのパルマで評価を上げた日本代表GK鈴木彩艶。22歳の若き守護神には、多くの列強クラブが熱視線を送っている。

『Gazzetta di Parma』などによれば、パルマは鈴木獲得を狙うウェストハムの誘いを拒絶したという。

昨季のプレミアリーグで14位だったウェストハムは、1900年創設の歴史あるクラブ。

32歳のフランス代表GKアルフォンス・アレオラが正GKだが、40歳のベテランGKウカシュ・ファビアニスキが契約満了で退団した。

昨季のウェストハムは38試合で62失点しており、グレアム・ポッター監督は、新たな守護神を探したいという旨を首脳陣にも伝えているとのこと。

鈴木はウェストハムの補強候補のひとりとされているが、パルマ側は3000万ユーロ(51.2億円)規模のオファーでなければ、放出を検討することはないとのこと。

また、鈴木本人も今夏は移籍せずに、パルマでプレーする意思があるとされている。

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昨季のパルマはセリエA16位でなんとか残留したが、そのなかで鈴木はリーグトップのクロスキャッチ数を記録するなど活躍を見せた。パルマは24日にユヴェントスとの開幕戦が控えている。

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