23日に開催されたアメリカMLSのオールスターゲーム。

インテル・マイアミのリオネル・メッシは、そのオールスターを欠場したために、リーグから1試合の出場停止処分を受けた。

MLSのルールでは、承認された医療上の理由なくイベント参加を拒否した選手は、1試合の出場停止処分を受けるとのこと。

インテル・マイアミのハビエル・マスケラーノ監督は、「メッシは試合数と出場時間からくる通常の疲労を示していた」として、怪我ではなかったと語っている。

現時点で38歳になったメッシとインテル・マイアミとの契約は今年末まで。

『ESPN』によれば、インテル・マイアミのオーナーであるホルヘ・マス氏は、今回の一件が契約延長交渉に悪影響を与えかねないと危惧しているという。

「メッシは、クラブ全員と同じように、明日の試合に出場できないという事実に非常に動揺している。率直に言って、この規則による処分はあまりに厳しい。

明らかに、メッシとジョルディ・アルバの反応は前向きなものではなかった。彼らは競争したい、試合をしたい。それが彼らのここにいる目的だ、プレーして勝つため。彼らは明日の夜の試合の重要性を理解している。

したがって、彼らの反応は、この決定を理解できない、なぜオールスターに出席しないことが直接的な出場停止につながるのか理解できないという、競争心のある選手としてまさに予想通りのものだった。

これは耐え難い。例えば、来年同じ状況に直面した場合、土曜日にアウェーゲームがあり、オールスターゲームが火曜日または水曜日に開催され、さらに土曜日に重要な試合がある場合に、我々は同じ状況に置かれることになる。

長期的に影響を与えないことを願っている。選手たちがリーグのルールがどのように機能するかを理解する上で、初期段階で影響を与えるか?それは間違いない」

メッシと同じくアルバもオールスターゲームを欠場したことで、出場停止処分を科されたが、2人とも理解できない様子だったようだ。

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MLSのコミッショナーであるドン・ガーバー氏は、この件について「今後の方針を慎重に検討する」と述べたという。

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