リヴァプールで日本代表MF遠藤航とともにプレーしていたポルトガル代表FWディオゴ・ジョタ。
3日にスペインで起きたランボルギーニが大破する事故により、弟アンドレ・シウヴァとともに死亡する悲劇に見舞われた。
28歳のジョタは結婚披露宴をしたばかりで、妻と3人の子供が残されることになった。
チェルシーに所属するポルトガル代表ペドロ・ネトは、2人が亡くなった翌日に行われたFIFAクラブW杯の試合で兄弟の名前が入ったウェアを手に入場。
『A Bola』によれば、25歳のネトは、同胞を失った翌日の試合に出場した理由についてこう語っていたそう。
「正直、あの訃報を聞いた時は寝ていた。監督と話し合ったが、みんなとても協力的だった。
ディオゴはかつても、そして今も間違いなくあの個性を持っているので、きっと試合に出てほしいと思っていたはず。
彼は戦士だった。僕らも彼のためにそこにいなければいけない。彼が僕らや彼の周りのすべての人を守ってくれていると分かっている。
僕は彼のために戦士でありたい。彼と彼の兄弟のために、この大会で優勝したい」
強い気持ちを持っていたジョタの性格なら、試合でプレーしてほしがったはずと思いをくみ取ったようだ。
チェルシーは13日にPSGとの決勝戦を戦う。