かつてヴィッセル神戸でプレーしていた元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ。『Bild』や『FR』の報道によれば、彼は現在ファンから侮辱行為で訴えを起こされているとのこと。
事件は5月31日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦のあと、ミュンヘンの歩行者天国で発生したとのこと。
観戦を終えたポドルスキが歩いていたところ、日本人ファンのグループが彼を発見し、執拗に写真撮影を要求してきたという。
できるだけ混雑を避けようとしたポドルスキは、気の利いた日本語のジョークでやんわりをそれを拒否したものの、それが侮辱行為だと捉えられてしまったそうだ。
今回そのファンのグループはポドルスキを相手取って告訴を行い、ミュンヘン検察に告訴状を提出したとのこと。
当局は今後双方の意見を聴取した上で、この訴訟を継続するかどうかの決定を下す予定であるそう。なおポドルスキ側はこの事件についてコメントを拒否しているとのことだが、近い関係者は「彼は驚いている」「彼はただ冗談を言っただけで、誰かを傷つけるつもりはなかった」と証言しているそう。
ただ、『T-Online』ではミュンヘン検察庁の担当者が「告訴したファンは日本人ではない」と否定していたとも伝えられており、「ポドルスキはアジア人のファンを日本人だと勘違いしていたのでは?」という推測もあるようだ。