デレ・アリ
現所属クラブ:コモ(イタリア)
MKドンズというクラブで育成され、10代から主力としてプレーしたデレ・アリ。3部での活躍ではあったが、2015年にトッテナムへ引き抜かれた。
すると初年度からプレミアリーグで二桁得点をマークするなど大ブレイク。翌シーズンはさらに活躍し、その将来に大きな期待が寄せられるようになった。
ただ精神面での問題を抱えていたこともあって徐々に成績が下降。2022年にはフリーでエヴァートンへ放出されるも復活とはいかず、その後ベシクタシュへのローンも功を奏さなかった。
すっかり“消えた天才”という扱いになっていたが、今年1月にイタリアのコモへ加入し、実に2年ぶりとなる公式戦の出場を果たしている。
グリエルモ・ヴィカーリオ
現所属クラブ:トッテナム(イングランド)
2023年にトッテナムへ加入し、今や絶対的な守護神となったヴィカーリオ。昨季は負傷もありながらEL優勝に大きく貢献した。
彼のキャリアはなかなかの苦労人で、母国イタリアではウディネーゼでトップ昇格したものの出場機会はなく、デビューから2シーズンは4部リーグでプレーしている。
その後、セリエC、セリエBを経て2019年にカリアリへ移籍。2番手ではあったがここでようやくセリエAデビューを果たした。
2021年から在籍したエンポリでは出色の働きをみせ、その活躍が評価されてイタリア代表に初選出されている。