非常にプレッシャーが大きいクラブとして知られるマンチェスター・ユナイテッド。多くの選手が期待の大きさと不安定なクラブの環境に苦しみ、思うような結果を残せずに去っていった。
しかし面白いことに、ユナイテッドを離れた途端に輝きを取り戻す選手も多い。今回は『Planet Football』から「ユナイテッド退団後に即座にパフォーマンスを向上させた選手たち」を紹介する。
マーカス・ラッシュフォード
移籍したクラブ:アストン・ヴィラ
長年にわたってユナイテッドの顔ともいえる存在だったラッシュフォードだが、2023-24シーズンは極度の不調に陥り、クラブ内での立場も危うくなった。
アモリン監督の戦術的にも構想外となり、2025年1月にアストン・ヴィラへローン移籍することとなった。
しかし環境が変わった途端、ウナイ・エメリ監督の下で本来のスピードと突破力を取り戻した。今やバルセロナの補強候補にもあげられるほどに。
アントニー
移籍したクラブ:ベティス
2022年にアヤックスから約8200万ポンドという高額移籍金でユナイテッドに加入したアントニーだが、2シーズン連続で期待外れのパフォーマンスに終わっていた。
しかしながら、2025年1月にレアル・ベティスへローン移籍すると、その評価は一変した。わずか6試合で2ゴール2アシストと結果を出し、その後もレベルの高さを見せつけた。
クラブも歴史上初のヨーロッパカップ決勝戦への進出を果たすなど大ブレイク。スペインの雰囲気が彼にフィットしたのだろう。