韓国メディア『Inter Football』は今月28日、J2サガン鳥栖に所属するGKヤン・ハンビンが韓国2部城南FCに移籍すると報じた。すでにメディカルチェックを終え、城南と契約する準備が整っているという。
城南は今季、開幕直前にGKチェ・ピルスを韓国2部釜山アイパークへ放出して、代わりに同リーグの水原三星からGKパク・ジミンを期限付き移籍で獲得した。
ユ・サンフンとの2人体制でシーズンに臨んでいた城南だが、先月27日に行われた水原戦でパクが左ひざ内側靭帯を損傷して長期離脱を余儀なくされた。急きょプンセン高校のGKチェ・ソジュンと準プロ契約を結んでバックアップを確保したが、チームの不安は払しょくできなかった。
最近はユのパフォーマンスが安定しておらず、上位争いをしていた城南はリーグ7位にまで後退した。
城南がGKの緊急補強として白羽の矢を立てた選手が、現在J2でプレーしているヤンだ。
同選手は2023年にJ1セレッソ大阪に入団すると、今季は降格した鳥栖へ完全移籍。今季はここまでリーグ戦4試合の出場にとどまっていた。
同メディアによると、GK不足に直面していた城南はヤンに迅速にコンタクトを取り、すぐに合意に至った。
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ヤンは2014年に城南を退団して以来、11年ぶりの復帰となる。韓国では実績十分のヤンには、古巣を昇格に導く活躍が期待される。