日本代表の前田大然と旗手怜央が所属するセルティックは、圧倒的強さでスコットランドリーグ4連覇を果たした。
24日に行われたアバディーンとのスコティッシュカップ決勝に勝てば国内3冠達成となったが、PK戦の末に敗れることに…。
前田はフル出場で奮闘したものの、旗手は怪我のために欠場を余儀なくされた。ブレンダン・ロジャーズ監督は、旗手の不在が痛かったと嘆いていた。
「相手は5-3-2システムで深い位置で守る戦術をしてきた。
これまではそのような相手にスピードや走り込み、テンポで打開してきたが、そうできなかった。
我々はとてものろく、あまりクリエイトできなかったし、ボールを持っていてもいなくてもラインブレイクができなかった。
旗手の不在は間違いなく痛手だった。後ろで受けて、前線に走り込んでプレーする彼の能力が欠けていた。
自分たちには適切なレベルのスピードとテンポがなく、いつものようなチャンスを作り出せなかった」
旗手のような相手に脅威を与える選手がいなかったことが影響したとのこと。
27歳の旗手はリーグ最終戦で膝を負傷。来季のプレシーズン開幕までには復帰できるとされているが、この夏には移籍の可能性もある。