17日に行われたFAカップ決勝、日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスはマンチェスター・シティに勝利し、優勝を決めた。

クリスタル・パレスにとって、クラブ史上初の主要タイトル獲得がかかったこの一戦、鎌田はフル出場を果たし、1-0の勝利に大きく貢献した。

試合後、鎌田は『U-NEXTフットボール』のインタビューを受けた。

優勝が決まり、率直な感想を聞かれた鎌田は「難しい試合になったが、勝ててよかった。ファンやチームのみんなで勝ち取った勝利だと思う」と喜びを語った。

続けて、日本人として初めてFAカップ決勝の舞台に立ったことについて問われると、「新しい歴史を作れることは素晴らしいこと。最初というのは多くの人の記憶に残ると思うので嬉しい」と笑顔を見せた。

また、先制点を挙げながらもシティの猛攻に晒された試合展開については、「あんなにサンドバック状態になるとは思ってなかった。内容は褒められるものではなかった」としつつも、「カップ戦なので勝てばなんでも良いと思う」と語った。

加入当初は新たな環境への適応に苦戦し、批判を浴びることもあった鎌田。

それでも、シーズン後半にかけて出場機会を増やし、最終的にはクラブの歴史を塗り替える一戦で先発起用されるまでに信頼を勝ち取った。

この優勝により、クリスタル・パレスは来季のUEFAヨーロッパリーグへの出場権を獲得。

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クラブ史上初の欧州主要コンペティションへの挑戦が決まった。

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