ドイツ1部のボルシアMGでプレーする日本代表DF板倉滉。

28歳のセンターバックは、2026年までとなっている契約の延長を拒否したとされ、今夏の移籍が有力視されている。

ボルシアMG側としても最終的には板倉の今夏移籍を後押しする方向のようだ。

というのも、彼らは近年、マティアス・ギンター(フライブルク)、ラミ・ベンセバイニ(ドルトムント)、マルクス・テュラム(インテル)といったスター選手たちを契約満了によりフリーで放出。多額の移籍金を逃したことで難しい経営を余儀なくされてきた。

『Sport Bild』は14日、クラブがそうした“ミス”から学んだとし、現在10位と決して成功とは言えないシーズンの終了後、チーム再編が控えていると伝えた。

そのうえで、板倉の移籍先については以下のように報じている。

「板倉は、およそ1200万ユーロ(約20億円)の契約解除条項を行使する見込みだ。彼は国外移籍を望んでおり、とりわけ日本で最も注目されているプレミアリーグへの移籍を希望している。ブンデスリーガに残る可能性があるとすれば、バイエルン・ミュンヘンかドルトムントが本腰を入れる場合に限られるが、現時点ではいずれからも正式なオファーは届いていない」

板倉はプレミアリーグへの移籍を希望しており、ドイツに残る場合はバイエルンやドルトムントからオファーがあった場合に限られるとのことだ。

日本代表での「立ち位置」が変わりつつある3名の主力選手

来季プレミアでは、板倉にとって川崎フロンターレのアカデミー後輩であるブライトンの三笘薫とリーズの田中碧がプレーする見込み。果たして3人が世界最高峰の舞台で揃い踏みとなるだろうか。

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