ものにした大事な『シックスポイントマッチ』

『ジェフユナイテッド国立マッチ2025』と題されたきょうの試合には、4万9991人の観客が国立競技場に押し寄せた。

普段のリーグ戦とは違う雰囲気に、高揚感を覚える選手も多い中、Jリーグ通算239試合に出場したゲームメーカーは落ち着いていた。

「結局、試合に入ると(普段と)変わらないですね。 みんな集中するから。アップのときに『すげえな』と思いました」

首位を走るチームのホームと化した国立競技場で、勝点3を持ち帰った成果は大きい。

大宮の背番号7は「でかいですね。リーグ戦なので(順位が)上のチームをたたけるのは。いわゆる『シックスポイントマッチ』といいますか。これが一番いいですから大事ですね」とはにかんだ。

ルヴァンカップ2回戦J1FC東京戦に出場した小島(Getty Images)

大宮は次節、5月10日午後2時からホームのNACK5スタジアム大宮に、勝点1差で背中を追う2位ベガルタ仙台を迎える。

上位チームとの連戦に、いつも冷静な小島も思わず熱が入る。

「首位をたたけたので、このもう1個上(の順位のチーム)をたたけたら勢いに乗れると思う。次、めちゃくちゃ気合いが入ってます」

『聖地』国立競技場での重要な一戦をものにした大宮。

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次はホームに詰めかけたサポーターへ大きな勝点3を届ける。

(取材・文 縄手猟)

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