ハカン・チャルハノール

クラブ:インテル

国籍:トルコ

「フリーキックスペシャリスト」という異名をとっていたチャルハノールであるが、今やそれに加えて世界有数の「ディープライン・プレーメーカー」となっている。

中盤の低い位置から長短織り交ぜたパスでゲームメイクする役割を担い、かつての攻撃的MF時代に培った視野の広さや精密なキックを生かしてチームの連動を司る。

得点力も依然として高く、今季もセットプレーからの直接FKやCKに絡む場面が随所に見られる。派手さはないが、試合の細かな流れをコントロールする“縁の下の司令塔”として高い評価を受けている。

アントワーヌ・グリーズマン

クラブ:アトレティコ・マドリー

国籍:フランス

フランス代表での活躍と比べてクラブでは影が薄いと言われつつも、今季も公式戦16ゴール8アシストと高い数字を残す万能アタッカー。

シメオネ監督の“戦術的献身”を体現し、ディフェンスラインから前線まで縦横無尽に動き回る。カウンターの起点となる視野の広さとパスセンス、さらには得点機を自ら生み出す技術力が同居し、あらゆる局面で存在感を放っている。

年齢的にピークを過ぎつつあると言われるが、アトレティコでの役割はむしろ重要度を増しており、“守備もできる万能FW”の先駆けとして再評価されている。

フェデリコ・バルベルデ

クラブ:レアル・マドリー

“何でも屋”を超えた“ほぼ全試合万能武器”と言っていい現代No.1MF。中盤の底からインサイドハーフ、さらにはウイングやサイドバックまで幅広くプレーし、どのポジションでも平均以上のパフォーマンスを保証する。

試合終盤のスタミナと献身性はウルグアイ魂の体現そのもので、ガッツ溢れるタックルやスライディング、ワンツーでの突破、遠めからのシュートまで多彩にこなす。その技術と運動量、メンタルの強さが噛み合い、どんな状況でもチームに安心感を与える。

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「銀河系軍団」の中で一流クラスのタレントたちに埋もれることなく、常に試合のキープレーヤーとして名を連ねる影のスターだ。

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