世界各国の有望な若手選手を数多く保有しているチェルシー。

『Ouest France』によれば、そのひとりだったニコラ・ティエは、サッカー選手をやめるとフランス軍に入隊したという。

24歳の彼は、フランス生まれながら、ルーツがあるコートジボワール代表への招集経験もあった元GK。

13歳でチェルシーのアカデミーに引き抜かれた有望株だったが、サッカーへの情熱を失ってしまったそう。フランス陸軍の第1驃騎兵落下傘連隊に入隊した彼は、こう話しているという。

「軍隊のキャリアはずっと好きだったので、『軍隊に入隊してみよう』と思った。

義父はコートジボワールの空挺部隊員で、よく兵舎へ見学に行っていた…それに触発されたんだ。自分はアスリートなので、オフィスワークをするなんて想像もできない。

政治には関わらない。問題の根本原因に対処することに尽力する。ウクライナでの対外作戦が開始されれば、行こうじゃないか。怖くはない」

彼はチェルシー退団後にポルトガルのヴィトーリア・ギマランエスに移籍した。

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そこで冷遇されるなどしてサッカーに嫌気が差し、2023年に契約解除して違う道を探すことにしたとか。

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