かつてプレミアリーグ最強チームに君臨していたマンチェスター・ユナイテッド。

1999年のUEFAチャンピオンズリーグ優勝にも貢献したアカデミー出身者たち、通称「92年組」は、クラブの象徴でもあった。

デイヴィッド・ベッカムが最も有名な存在だったが、ニッキー・バットもその一員。

「やられたらやりかえす」武闘派のMFとして、地味ながらもチームを引き締めるバランサーとして、ユナイテッドで387試合に出場した。

引退後は指導者になったが、元妻へのDV容疑で逮捕されるなどお騒がせな一面を露呈(DV容疑は不起訴になったが、器物破損で賠償命令)。昨年には不注意運転で重傷を負わせたとして、1年間の運転禁止と100時間の無給労働を命じられた。

さらに、『The Sun』によれば、バットは50歳の誕生日バーティーで警備員に頭突きを食らわせる暴行事件を起こしていたという。

この事件は1月時点で報じられていたが、問題の人物がバットだったと判明。

1月21日が50歳の誕生日だったバットは、7時間続いたパーティーで泥酔して警備員を攻撃したそう。その直前にはバーのスタッフが彼に対して飲み物の提供を拒否していたという。

警備員はバットが壁際で用を足しているのを目撃、すると激怒したバットは大荒れ…。

目撃者は「あたり一面、血だらけだった。警備員が顔をぐちゃぐちゃにして中に入ってきたので、みんな衝撃を受けた。素敵な一日が台無しになった」と述べている。

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鼻骨骨折の疑いで警備員は病院送りになり、バットは刑事罰を受け入れ、チャリティに寄付することにも同意したとのこと。

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