クロアチア代表としてEURO2008にも出場したニコラ・ポクリヴァッチが事故死したと『Jutarnji list』や『Sportske novosti』などのメディアが報じている。
39歳で亡くなった同氏は、2015年にホジキンリンパ腫と診断されると化学療法を受けて一旦は復帰したが、その後再発。
癌が3度再発した後も諦めず、母親が提供した骨髄移植を受けて回復した。当時、彼は「娘のおかげであきらめなかった。彼女のおかげで全てを乗り越えることができた」とも語っていたそう。
現在も4部チーム、ヴォニッチに所属しており、練習後の帰宅中に悲劇に見舞われたという。2人が死亡し、3人が負傷する重大な交通事故で「衝突現場は凄惨な光景が広がっていた」とも伝えられている。
ヴォニッチ市長は「練習後に一緒にいて、彼が重病を克服した経緯など、あらゆることを話していた。帰宅して悲報を知った。車には我々の選手4人が乗っていて、ニコラが亡くなり、3人が負傷した。医師たちは命を救うために懸命に闘っている」と涙ながらに話していたそう。