スペイン南東部のアリカンテという街で発見された男性の遺体が、24歳のクロアチア人サッカー選手であるヤコフ・イェルキッチであることが判明したという。

『La Sexta』によれば、その遺体は2月3日にアリカンテの港に流れ着いているところを発見されたという。

アリカンテ警察によって調査されたところ、それはスイス3部リーグのFCグランジュ=パコというクラブに加入したばかりのクロアチア人選手ヤコフ・イェルキッチだとわかったという。

グランジュ=パコは先週末からスペインで合宿を行っており、イェルキッチは月曜日にチームメイトとともにアリカンテのナイトクラブを訪れていたそう。

ただ、翌朝になってもイェルキッチはチームが宿泊しているホテルに戻らなかったことから、警察に捜索願が出されていたという。

記事によれば、ナイトクラブの近くにある監視カメラには「泥酔してよろよろになったイェルキッチの姿が映っていた」とのこと。

警察の説明では「彼は何らかのアルコール飲料によって泥酔し、誤って海の中に転落したと考えられる」とのことで、事故の可能性が高いという。

イェルキッチの家族はSNSで「彼の行方を探してほしい」と発表して呼びかけを行っていたが、それからまもなく悲しい形でその結果を聞くことになってしまった。

「宗教を理由に引退したサッカー選手」

FCグランジュ=パコは「ヤコフの死去を知り大変悲しく思っている。彼の家族、友人、チームメイト、そして距離に関係なく彼を知っているすべての人々に思いを寄せている。彼の記憶は永遠に我々の心に刻まれる。安らかに眠ってくれ」と声明を発表している。

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