現在Jリーグで驚きの首位に立っているアビスパ福岡。今季から迎えた金明輝監督の下、ここまで6勝1分3敗と好成績を残している。

しかも開幕からは柏レイソル、ガンバ大阪、川崎フロンターレに3連敗を喫していたものの、それからの7試合で6勝1分と圧巻の復調を見せており、ルヴァンカップでも2連勝している。

『DAZN』のプログラム「内田篤人のFOOTBALL TIME」に出演した内田篤人と中村憲剛はアビスパ福岡について以下のように話していた。

中村「開幕からは3連敗でしたしね。我々(金明輝さんとは)同期でもありますから。S級ライセンスの講習で」

内田「あと、コーチにも一人いるんですよ。FC大阪を率いていた…塚原おじさんが(笑)」

中村「いや、彼はまだ若いから(笑)。仲良かったもんね、あの二人(金明輝と塚原真也)」

内田「講習ではすごい量の課題の話し合いをするので、『この人はこういう考えのサッカーをやりたいんだな』『こういう指導をしていくんだな、じゃあ俺とは合うな』とかわかってくるんですよね」

中村「塚原さんは声がいい。彼が指導者講習のトップバッターだったんですよ。それがどれくらいのレベルなのかでなんとなく一年間が始まっていくから、そこでパーンと来ましたね。

彼はもともとFC大阪で監督をやっていたから、振る舞いとかでね。そうしたら、俺より年下だった。絶対に年上だと思うほど貫禄があるなって…本人にも言ったことがありますよ」

内田「すげぇと思った。あの感じはね」

現在アビスパ福岡でアシスタントコーチを務めている塚原真也氏は1985年生まれの40歳。

プロサッカー選手の経験はなく、京都パープルサンガユースと京都産業大を経てアミティエSC京都とヴィッセル神戸で指導者を務め、2020年からFC大阪で監督として指揮を執った。

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クラブをJリーグ昇格に導いたものの、当時はS級ライセンスを所有していなかったため退任して強化部ディレクターに転身。取得後の2024年にアビスパ福岡のコーチに就任している。

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