明神智和や酒井宏樹、中山雄太など数多くの日本代表を輩出してきたJリーグ・柏レイソルの育成組織。
今年もすでに15歳の長南開史が話題を呼び、U-17日本代表として出場したU17アジアカップでも印象的なパフォーマンスを見せた。
そんな柏アカデミーから、異色のタレントが生まれたようだ。
バスケットボールBリーグの千葉ジェッツふなばしは11日、2025年度のU18新加入選手を発表。U15からの昇格選手など10名の中に、なんと柏レイソルU-15出身の廣谷謙真(ひろや けんしん)の名前があった。
廣谷は2009年4月3日生まれの16歳。身長は186cmで、柏時代のポジションはゴールキーパー。2022年と2023年にはJFAナショナルGKキャンプにも選出されていた。
しかし、高校からはバスケットボールを選択!しかもU18とはいえ、国内屈指の強豪である千葉ジェッツふなばしへの加入を果たしている。
「積極的に声を掛け合い、チーム全体でプレーをする先輩たちの姿を見て入団を決めました。周りの選手と比べて経験で大きく劣っているので、周りの選手のプレーをうまく盗んで追いつき、追い越せるように頑張ります。応炎よろしくお願いします!」と、加入の理由について語った廣谷(※千葉ジェッツでは応援を『応炎』と表現)。ポジションはSF(スモールフォワード)とのことだ。
季節ごとに旬のスポーツがあり、10代の頃は複数の競技でプレーすることも多いアメリカなどでは珍しくないが、日本ではまさに異例中の異例と言えるサッカーからバスケへの転向。
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「GK廣谷謙真」がどのようなバスケットボール選手へ成長していくのか注目される。