韓国サッカー連盟は16日、報道資料を通じて「2025年海外事業チームを新設し、オンオフラインマーケティングを拡大する」と発表した。
連盟は組織再編を通じて、これまで放送事業チームが担当していた海外関連業務を、新設した海外事業チームに任せる見通しだ。
Kリーグは今季、合計27カ国に放映権を販売し、放映権を購入していない国や地域でも海外OTTプラットフォーム『KリーグTV』で1部から2部までの全試合をライブ視聴することができる。
今後は海外視聴者向けに、英語実況・解説のKリーグ1(韓国1部)の試合を毎節3試合から4試合ほど放送し、海外YouTubeチャンネルの新設や英文ニュースの発信、オフライン広報活動など、海外マーケティングに力を入れていく。
さらに、今季からドイツ・ブンデスリーガが海外向けの中継に採用している高品質のソフトウェアを導入し、Kリーグの中継映像も放映権を持つ国ではよりクリアで観やすいグラフィックになる。
また来月5月31日には、東京都内のスポーツバー(詳細不明)で、『インターナショナル・ビューイングパーティー』を開催することも決まった。
連盟の発表によると、日本は昨季のKリーグTV最多視聴国であり、同リーグの需要が増えている国の一つだという。
韓国のプロスポーツ団体が海外でショーケースを開くのは今回が初めてだ。
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このビューイングパーティーを通じて日本での認知度を向上させ、今後は放映権販売やスポンサーの獲得など、日本市場の潜在的な需要を発掘していく予定だ。