データスタジアム株式会社は16日、同社が開発する映像・データ分析ツール「Football BOX」が、2025シーズンよりJ1・J2・J3の全60クラブへ導入されることが決定したと発表した。
Football BOXは、1試合で約2,000のプレーデータと映像をリンクさせ、プレーごとやさまざまな検索条件に合わせて該当のシーンを閲覧することができるサッカー専用のWeb分析システム。
映像はファイルとして出力することができるため、編集作業の時間が短縮されるだけでなく、チーム内での映像共有を簡単に行うことができるという。直感的でシンプルな画面と快適な操作性を兼ね備えた、誰にでも使いやすいサービスだ。
サッカー界におけるデータ・アナリティクス領域の重要性が増しているなか、Jリーグが、Jクラブの試合の分析環境向上を目的に、Jリーグサポーティングカンパニーであるデータスタジアム社のFootball BOXを一括で導入することを決定した。
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同社ではFootball BOXの提供にとどまらず、さらなる分析環境の向上やアナリスト人材の育成等の支援をしていくとともに、ファン・サポーターに向けてスタッツを軸とした各種発信も強化していくとのことだ。