40歳になった現在もポルトガル代表としてプレーするクリスティアーノ・ロナウドは、SNS上で恩師の死を悼んでいた。

「世界の育成界の最も偉大なシンボルのひとりがこの世を去りましたが、彼の功績は永遠に生き続けます。

彼が私や多くの選手のためにしてくれたことすべてに永遠に感謝し続けます。永遠に…アウレリオさん、すべてに感謝します。安らかにお眠りください」

亡くなったのは、アウレリオ・ペレイラさん。

ポルトガル紙によれば、77歳で死去した同氏は、国内の名門スポルティングCPで1988年に採用部門を創設し、ルイス・フィーゴ、ロナウド、ナニ、リカルド・クアレスマらの選手育成に大きく貢献したそう。

EURO2016で優勝したポルトガル代表には同氏が発掘した選手が10人も含まれていたため、『アウレリオズ』というニックネームがつけられたほど。

リスボン市からスポーツ功労勲章を授与されたほか、2018年にはUEFAからも功労勲章を授与された。ポルトガルサッカー連盟やナニも哀悼の意を表している。

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生前、アウレリオさんは、ロナウドを初めて目にした際について、「素晴らしい落ち着き、実行する速さ、空中戦、右足、左足。UFOのようにスポルティングにやって来たあの少年に誰もが恋をしているような感じだった。驚異的だった」などと語っていたそう。

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