2024年1月からポーランドの名門レギア・ワルシャワでプレーしている森下龍矢。
日本代表経験を持つ27歳は、Jリーグ時代はサイドを主戦場としていたが、欧州では中盤でも起用されるなど、数多くのポジションでプレーしている(Transfermarktによれば、今季の起用ポジションは7つ)。
その森下は、『Przegląd Sportowy』のインタビューでこんな話をしていたそう。
「時々、自分は日本人というよりポーランド人だと感じる。最近、ワルシャワに戻ってきた時、とても居心地がよかった。初めて故郷のように感じた。信じられないほどの気持ちで、本気でワルシャワに恋したね」
「日本ではサイドバック(ウィングバックでも)としてプレーすることが多かったけれど、若い頃はストッパーとしてプレーすることもあった。攻撃的な方が好きなので、監督から攻撃的な位置に動かしてもらえることを祈っていた。
レギアでは、8番を含むいくつかのポジションでプレーしたけれど、自分としてはウィンガーが一番いいと感じている。そこで適応するのが一番楽。
ゴンサロ・フェイオ監督は間違いなくいい影響を与えてくれた。自信とは何か、そして相手やファンの前でそれをどう示すべきかを実際に教えてくれた。
ピッチ上での秘密主義もやめた。それは自分にとって大きなこと。数字(ゴールやアシスト)を大幅に向上させたけれど、それは自分個人の努力だけでなく、コーチングスタッフとチームの結果でもある」
もはやポーランドを故郷のように感じているほどだとか。さすがにポーランド代表に鞍替えすることはないだろうが…。
レギアはUEFAカンファレンスリーグの準々決勝でチェルシーと戦うが、森下は「ワルシャワとロンドンでチェルシーに連勝したい。マジのガチ」と宣言しており、優勝を狙いたいとも口にしていた。
レギアホームの1stレグは10日、チェルシーホームの2ndレグは17日に行われる。