度重なる規律違反により事実上Jリーグを”追放”されることになった日本人MFが、中国で絶大な評価を得ている。

J1浦和レッズのアカデミー出身で、現在は中国2部遼寧鉄人に所属するMF邦本宜裕は、昨季にマレーシア1部ジョホール・ダルル・タクジムから同クラブへ完全移籍で移籍すると、リーグ戦25試合に出場して4得点7アシストを記録した。

今季はここまでリーグ戦3試合1得点2アシストを記録して、2勝1敗で16チーム中4位につけているチームの中心選手として活躍している。

現在27歳の同選手は、浦和のアカデミーで頭角を現すも、素行不良で退団。

2017年5月にはクラブ内の秩序を乱す行為があったとしてJ1アビスパ福岡との契約が解除になり、2022年には韓国1部全北現代を飲酒運転事故を起こして韓国警察に逮捕されて退団に追い込まれた。

過去の不祥事により、遼寧入団当初は中国メディアから「非凡な才能と悪行を併せ持つ選手」と評されていた邦本だが、今季からはエースナンバーである背番号10をつけてプレーしているほか、チームの主将を任されている。

かつての悪童は、中国の地でチームのエース選手として絶対的な地位を築いている。

練習から追放されたことがある10名のスター選手

来季は同選手が1部で活躍する姿を観たい。

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