2024年からブラジルのコリンチャンスでプレーするオランダ代表メンフィス・デパイ。

サンパウロ州選手権決勝で対戦したパウメイラス戦でのプレーが現地で物議を醸していた。

ボールの上に両足で立つ行為に相手チームは猛反発していたのだ。

これは南米で一番怒りを買うような『舐めプ』だ…。

『ESPN』などによれば、ブラジルサッカー連盟(CBF)は、デパイのようにボールの上に乗る行為をした選手にはイエローカードを科すと警告する書簡を国内クラブに送付したという。

CBFは「選手が両足でボールの上に立つのは、相手チームを挑発する意図がある。選手自身が負傷するリスクに加えて、この行為は試合に広範囲にわたる混乱を引き起こす。この事実を考慮し、競技を軽視した行為として処罰される」などと説明。また、サッカーに悪影響を及ぼす、サッカーのイメージを大きく損なうものだとも断罪している。

一方、デパイ本人は、この『デパイルール』に反発。「ピッチで表現する喜びと情熱は制限されるべきではない。だから、CBFの理事会がどんなものか疑問だ」として、”バカげた発表”とこき下ろした。

サッカー界「謎の禁止命令」10選

31歳のデパイはコリンチャンスでの32試合でイエローカード5枚を貰っており、出場試合数がより多かったバルセロナやアトレティコ・マドリー時代の警告数をすでに超えている。

【厳選Qoly】あの意外なスター選手が!プレミアで「最も足が遅い」5名の選手