かつて元日本代表FW城彰二さんもプレーしたスペインのバジャドリー。
今季のスペイン1部でダントツ最下位に沈んでおり、降格の危機に瀕している。
1月末以降の11試合で1分10敗と絶不調で、6日のヘタフェ戦でもホームで0-4の惨敗を喫した。
そうしたなか、ベンチで起きた味方同士の喧嘩が物議を醸している。
30歳DFルイス・ペレスが、24歳のFWフアンミ・ラタサを殴りつけようとして、パンチを繰り出すと味方にとめられていたのだ。
7日、バジャドリーは「ヘタフェ戦のベンチでルイス・ペレスとフアン・ラタサの間で発生した事件を強く非難する」との声明を発表。2人に対して懲戒処分を科すとした。
現地でも「前代未聞」「恐ろしい光景」と伝えられているが、スペイン紙によると、バジャドリー選手が衝突するのはこれが初めてではないとか。
すでにロッカールームの雰囲気はひどいことで知られていたというが、ここまで露見するようなことはなかったようだ。
2人はチームの状況について互いを非難するなかでエスカレート。何かを言われたラタサが「これはクソ、最悪だ」「黙れよ、ルイス」などと言い返した後に副キャプテンでもあるペレスが殴り掛かったとか。