8大会連続でワールドカップ出場を決めた日本代表は、3日に発表された最新のFIFAランキングでアジアトップの15位を維持した。
一方、中国は4つ順位を下げ、94位に降下している。
『aboluowang』は、「FIFAの最新の男子世界ランキングによると、中国は94位と過去最低に落ち込み、ネット上で白熱した議論が巻き起こっている」と伝えていた。
「これはFIFAが2016年3月に世界ランキングを発表して以来、中国代表にとって最悪の順位。アジアでの順位は13位から14位に下がり、シリアに追い抜かれた。中国代表は9年間で最悪の順位を記録したことになる。
スポーツウィークリーの副編集長、馬徳興氏はブログに次のように投稿した。
『今月、中国代表はW杯最終予選で2連敗し、世界ランキング94位、アジアでは14位に落ちた。過去10年間で最低だ!』
また、ネットユーザーからは『中国代表がアジアのなかで20番前後にランクされるのは普通』『彼らはシリアに勝つことすらできない、終わった』 『株と同じように最低価格は存在せず、さらに低くなる一方だ』『世界には197の国家があり、衰退する余地はまだ大きい』『下位の国や地域は、みんなアマチュア選手だろ?』との声が上がっている」
ただ、FIFAによれば、中国の過去最低順位は107位とのこと。
その中国はW杯アジア最終予選で日本と同じグループCを戦っているが、残り2試合で最下位のまま。
中国の『163』は、「同じグループのなかで、日本と中国の運命は天国と地獄のようだ。中国は得失点差で大きく劣勢となっており、現在最下位。中国代表の攻撃力を考えると、次の2試合で得失点差の不利を挽回するのはほぼ不可能だ」と伝えていた。
中国は日本相手の2試合で計10失点したことが響き、得失点差がマイナス13と厳しい状況にあるなか、6月の残り2試合でインドネシア、バーレーンと対戦する。