サッカーはもはや世界的なビッグビジネスであり、ピッチ上で行われるスポーツ以上に莫大なお金が動く物となっている。選手はそれぞれが大きな価値を持ち、スターは凄まじい額で取引される。
今回は『GMS』から「世界で最も高額に取引された10代の選手たち」をご紹介する。
5位:レニ・ヨロ
国:フランス
移籍元:リール
移籍先:マンチェスター・ユナイテッド
動いた移籍金:5200万ポンド(およそ100.38億円)
現在19歳のレニ・ヨロは、リーグアンでデビューして以来大きな注目を集めたセンターバックだった。16歳でプロの舞台にたち、それからどんどん力をつけて将来を嘱望される存在になった。
そしてその獲得レースを制したのはイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドであった。レアル・マドリーとの獲得競争に勝ち、5200万ポンドの移籍金を提示した。
今季は怪我もあって公式戦21試合に出場するのみにとどまっており、まだ主力とは言い難い状況にあるが、彼はまだまだ先が長い選手である。
4位:ロメオ・ラヴィア
国:ベルギー
移籍元:サウサンプトン
移籍先:チェルシー
動いた移籍金:5300万ポンド(およそ102.31億円)
ロメオ・ラヴィアがサウサンプトンからチェルシーに移籍したのは2023年夏。プレミアリーグから降格したことにより、10代にしてビッグクラブへと買われることになった。
5300万ポンドで契約したラヴィアは高額な選手であったが、当時はその価値を感じられていた。85%以上のパス成功率を誇り、相手選手を抜き去るキレもあり、フィジカルとスピードを併せ持つ力があった。
ただ、今季はハムストリングスの怪我に悩まされてしまい、マレスカ監督の下で力を発揮できずにいる。来季は完全復活なるか。