セルティックでゴールを量産している日本代表FW前田大然。

29日のハーツ戦で2ゴールを叩き出し、今季の通算ゴール数をついに30の大台に乗せた。

前田は前半17分と41分に得点を奪い、3-0の勝利に大きく貢献している。後半26分に交代した際にはホームサポーターからスタンディングオベーションが送られている

『Sky Sports』は「マジカルマエダ」とその活躍ぶりを称賛しており、ブレンダン・ロジャーズ監督もこう讃えていた。

「今シーズンの彼の成績を見れば、出場すればゴールを期待する。

彼はどこでプレーしても、我々にとって本当に重要な存在。私は何度も彼が中央のポジションでプレーできると言ったが、背後への侵入、主にセットアッププレーは良かった。

(日本代表戦後)プレーするために地球の反対側から旅してきた男なので、全体的なパフォーマンスには本当に満足している。

前田大然がチームに与えているのは、あの執拗なまでのプレッシング意欲だ。

(前田の契約は)クラブとの話だ。クラブは彼の代理人と話をするだろうし、我々はできる限りのことをするつもりだが、私はチームとサッカーに集中している。

彼はトップクラスの選手。クラブといい契約を結んでいるが、彼は我々の最高の選手の一人なので、その価値を与えたい」

左ウィングを主戦場とする前田だが、この日はセンターフォワードとして起用された。彼とセルティックとの契約は2027年まであるが、この夏は去就が注目されることになりそうだ。

日本人選手、世界での価値が最も高い10人(最新版)

『BBC』は「セルティックの連覇が近づくなか、再び前田が称賛を浴びた。退団した古橋亨梧がほとんど話題に上っていないという事実がすべてを物語っている。前田はセンセーショナルな活躍を見せており、30ゴールという記録は驚異的」とも伝えていた。

【厳選Qoly】サウジに「大金で移籍」しそうなプレミアリーグのスター6名