いわきFCは28日、この日行った記者会見にて、新スタジアムの整備候補地をいわき市小名浜港の区域とすることを発表した。

なお、候補地となる土地が県有地であることから、利用にあたって現在福島県と調整を行っているという。

場所はこちら。

小名浜港3号埠頭緑地公園とその北側に広がる駐車場を含むエリア。

最寄りのJR泉駅からは少し距離があるが、水族館「アクアマリンふくしま」やイオンモールいわき小名浜のすぐそば。また小名浜は常磐道からつながる「小名浜道路」が今年夏ごろに開通予定となっている。

現在、いわきFCは、施設基準の例外適用申請によりJ1クラブライセンスを取得しており、2025年6月末のライセンス申請時に「具体的なスタジアム整備計画」を提出することが求められている。

今後は、この候補地をベースに計画を進め、6月末期限のJリーグへのスタジアム整備計画提出時までに具体的な予算・整備内容等を詰めていくとのことだ。

新スタジアムのイメージ図は、「IWAKI GROWING UP PROJECT 〜想いを紡ぐ、地域を繋ぐ〜」の議論やスタジアムボイス収集活動、ユースプロジェクトの活動等を通じてまとめられたコンセプトに基づいて描かれた、あくまで現段階のイメージだという。

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スタジアムは多機能型で規模としては今のところ8,000人~10,000人の収容人数を想定。2027年に着工し、2031年開幕までの完成を目指す。

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