J1サンフレッチェ広島は27日、浦和レッズからFW前田直輝が完全移籍により加入することが決まったと発表した。

前田は1994年11月17日生まれの30歳。切れ味抜群のドリブル突破が武器とする左利きのドリブラーは、昨年1月にオランダ1部ユトレヒトから浦和に移籍すると、昨季リーグ戦24試合に出場して2得点2アシストを挙げた。今季はここまでリーグ戦3試合(うち途中出場2試合)に出場している。

広島は同選手に、今月2日のJ1第4節の横浜FC戦で負傷し、長期離脱を強いられることとなったドイツ人FWトルガイ・アルスランの穴を埋める活躍を期待している。

以下は広島加入が決まった前田のコメント。

サンフレッチェ広島公式

「サンフレッチェ広島に関わる全ての皆様。初めまして。浦和レッズから加入しました前田直輝です。まず初めに歴史あるこのチームの1人になれたことをすごく誇りに思います。優勝するために、毎日全力でプレーすることをお約束します。また、皆さんに認めてもらえるよう精一杯努力し、成長します。よろしくお願いします」

浦和レッズ公式

「このたび、サンフレッチェ広島に完全移籍することになりました。今年、覚悟を持って30番を着けさせてもらったことに偽りはありません。ただ、結果的に裏切ってしまったことも事実です。プレーヤーとして、難しい立ち位置だった。それがこの決断にいたった一番の理由です。小さいころから身近にあり、憧れのエンブレムを着けての1年間。とても幸せで、成長できたと思っています。また、ピッチでお会いできるのを楽しみに僕も成長していきます。短い間でしたがありがとうございました」

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昨季限りで現役を引退した浦和のレジェンド興梠慎三(こうろきしんぞう)氏から背番号30を受け継いだシーズンでの前田の電撃移籍に、浦和サポーターからは驚きと戸惑いのコメントが相次いでいる。

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