12日に中国1部上海申花がJ1川崎フロンターレに4-0で敗北し、AFCアジアチャンピオンズリーグエリート(ACLE)から全チームが敗退することが決定した中国勢。
豊富な資金力を背景に、かつては東アジア有数の強豪国としてACLを席巻したものの、今や影もない中国サッカーの姿に、国内からは批判が殺到している。
特に中国メディア『东方网』は、中国勢がラウンド16で敗退した一方、タイのブリーラム・ユナイテッドがベスト8入りを果たした点を指摘。中国サッカーのレベルがタイを下回っているのではないかと述べた。
また、同紙はAFCクラブコンペティションランキングにも言及。現在、このランキングでタイは7位で中国は8位に位置付けている。このため、来年以降のACLEで中国超級リーグは直接出場枠1チーム+プレーオフ出場枠1チームとなる。
昨年は元ブラジル代表MFオスカルが長年過ごした上海海花を離れ、母国ブラジルに復帰した。スター選手の退団も続き弱体化著しい中国、復権の日は来るだろうか。