J1横浜F・マリノスは11日、AFCアジアチャンピオンズリーグエリート(ACLE)ラウンド16第2戦で中国の上海海港と対戦。4-1で勝利し、同大会ベスト8入りを果たした。
昨シーズンに国内二冠を達成し、現在もリーグ戦首位につけている絶対王者である上海海港。同チームが成すすべもなく2戦とも敗北したという事実に、中国国内では衝撃が走っている。
中国メディア『世明漫评』はそんな上海海港の不甲斐なさに対し、「物事は3度起きないとよく言われます。また、賢い人なら同じ失敗を繰り返すことはありません。中国のチャンピオンである海港は、1か月間で横浜F・マリノスと3回試合をして、わずか1得点に留まり、7点も失った試合前にはどのような準備をしたのでしょうか。横浜F・マリノスは今シーズン下から3番目の18位のクラブだ。信じられない」と猛批判を展開。今季国内リーグで不振の横浜に、1か月の間に3連敗している事実を厳しく糾弾した。
また、同メディアは敗北の原因として、昨年末にブラジル1部サンパウロへ移籍した元ブラジル代表MFオスカルの不在やチームの勝利を目指すメンタリティの不足を挙げた。
12日には上海申花が敗北し、全クラブの敗退が決定した中国勢。次のACLEでは好成績を残すことができるだろうか。