2026年W杯に向けたアジア最終予選で日本代表と同じグループCを戦っているインドネシア。
旧宗主国であるオランダ系の帰化選手でチームを強化しており、元オランダ代表であるパトリック・クライファート新監督のもとでも帰化戦略を加速している。
そうしたなか、インドネシアサッカー協会のエリック・トヒル会長は、元U-21イタリア代表GKエミーリオ・アウデーロらの帰化手続きが完了し、正式にインドネシア国民になったことをSNS上で発表した。
28歳のアウデーロは、世界的名門であるユヴェントスとインテルでも出場経験がある実力派GKで、インドネシアのロンボク島にもルーツを持つ。
サンプドリア時代には吉田麻也とともに66試合プレーするなど、セリエAで170試合以上の試合経験がある。現在はコモからのレンタルでセリエBのパレルモに所属。
インドネシアは、元U-21オランダ代表の26歳GKマールテン・パースを2024年に帰化させたばかりだが、新たに守護神候補を帰化させることに成功した。
トヒル会長は、オランダ系である31歳のロンメルDFジョーイ・ペルペシ、24歳のゴーアヘッドイーグルスDFディーン・ジェームズの帰化完了も報告。
『CNN』は「3人はFIFAで連盟を移行するプロセスが完了するのを待っている。通常、このプロセスはそれほど時間がかからない」と伝えており、今月のW杯予選に出場する可能性もあるようだ。
インドネシアは3月にオーストラリア、バーレーン、6月に中国、日本と対戦する。
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