日本代表は、20日にバーレーンと、25日にサウジアラビアとのワールドカップアジア最終予選を戦う。

バーレーンは日本戦後の25日には敵地でのインドネシア戦を控えている。

両国が対戦した昨年10月の試合は2-2の引き分けだったが、ひと悶着あった。

ホームのバーレーンが後半アディショナルタイム9分に同点に追いつく展開で、『CNN』によれば、判定に不満だったインドネシアのサポーターたちはネット上で激しい反応を示したという。

バーレーン選手に対する殺害予告もあったことから、バーレーンは今月のインドネシア戦を中立地で開催することを求めていたが、AFCはそれを拒否。

25日の試合は予定通りジャカルタで行われることになったが、バーレーン側がスタジアムに向かうために装甲車を使用するという噂が浮上している。ただ、インドネシアサッカー協会のエリック・トヒル会長は、それを否定したという。

「(バーレーンがスタジアムに向かうために装甲車を使うことは)考えていない。

そういう要請があるか?そうだが、ルールがある。AFCは非常にプロフェッショナルだと思う。実際、要請はあるが、最終的にAFCは我々をいい国として見ている。

我々は0-4で負けた先日の日本戦でそれを証明した。日本から多くの家族が来た、夫人たちや子供たちもみんな喜んでいた。

我々は偉大な国であることを証明した。来賓があれば、友好的でフレンドリーな大国であることを示さなければならない」

日本代表は11月にジャカルタで行われたインドネシアとのW杯予選に0-4で勝利した。トヒル会長は、日本戦は大敗だったが、友好的なムードで行われたとして、バーレーン戦の開催も問題ないと自信を見せていたようだ。ただ、バーレーン側から装甲車での護送要請はあるようだが…。

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