セルティックでゴールを量産している日本代表FW前田大然。
27歳のアタッカーは、9日に行われたハイバーニアンとのスコティッシュカップ準々決勝で今季27点目となるゴールを決めた。
前半39分、味方のシュートのこぼれに驚異的な加速力で反応してゴールネットを揺らした。
『BBC』で解説したセルティックのレジェンドである元守護神パット・ボナー氏も「GKのいいセーブだったが、誰よりも速かった前田の反応はすごい」と称賛している。
セルティックは2-0で勝利し、準決勝進出を決めている。
『BBC』は、「フィジカルビーストである前田がまた活躍」と圧巻のパフォーマンスを讃えていた。
驚異的なスプリント力を誇る前田は、コーチ陣から「マシーン」や「フィジカルビースト」と評されてきた。
さらに、今季は得点まで量産するようになったが、同紙は「常に前田はフィニッシュを批判されてきた。いいゴールを決める能力がないわけではなく、目に余るようなミスがあったのだ。しかし、今シーズンはシュート成功率が大幅に上がり、さまざまな形でゴールを決めている」とも伝えている。
セルティックFWアダム・イダーも「彼が何試合連続でゴールしているのか分からない。ゴールだけでなく、ピッチ上でのパフォーマンスもすごい。彼は絶対的な存在だし、彼がいなかったら、僕らがどうなっていたか分からない」と前田の活躍に脱帽していた。前田はこれで4試合連続ゴール(計5点)。