日本代表GK鈴木彩艶が所属するパルマは、セリエAで17位と低迷している。
ただ、怪物級のポテンシャルを持つ22歳の鈴木は、イタリアでの評価を高めており、欧州列強から熱視線を送られている。
パルマは8日にトリノと対戦するが、かつてパルマとトリノでプレーした元イタリア代表GKルカ・ブッチは『OACalcio』でこう話していたそう。
「鈴木は若くてモダンなGKだ。私は彼が大好きだ。彼がトレーニングの道を歩む必要があることは明らか。将来的に重要な存在になる」
好きなタイプとしつつ、成長の余地があるとも感じているようだ。
55歳のブッチは、パルマで226試合に出場したキーパー。
GKとしては小柄だったが、スキルとインテリジェンス、安定した足元を兼ね備え、一時はブラジル代表GKジダ以上とも評価された実力者だった。
また、GKにもかかわらず、パルマでは背番号5や7をつけた変わり種でもあった(パルマの7番は中田ヒデも背負った番号)。