サンフレッチェ広島は6日、ドイツ人MFトルガイ・アルスランが右膝の治療のため、この日ドイツへ一時帰国したと発表した。

アルスランは1990年8月16日生まれの34歳。トルコ出身の両親のもとに生まれ、ドルトムントのアカデミーを経て、ハンブルガーSVでプロデビュー。2015年以降はベシクタシュ、フェネルバフチェ、さらにはウディネーゼと国外の強豪クラブでもプレーした。

2023年に移籍したメルボルン・シティで大活躍し、契約解除後の2024年7月、広島へ加入。圧倒的な技術の高さで攻撃をけん引し、昨季公式戦で18試合10ゴールを記録すると今季も重要な役割を担っていた。

しかし、3月2日に行われたJ1第4節の横浜FC戦、相手選手との接触で負傷交代。試合後に広島のミヒャエル・スキッベ監督が重傷を示唆していた。

サンフレッチェ広島、「史上最強の外国人選手」5人

アルスランの再来日の時期は未定とのこと。広島はJ1開幕から3勝1分で首位と同勝点の3位につけている。

【Qolyインタビュー】西芳照シェフと3.11。日本代表専属シェフが体験した東日本大震災—前編—