中国で開催されたU20アジアカップでベスト4敗退となったU-20日本代表。
2月26日に行われたオーストラリアとの準決勝に0-2で敗れた。
2失点目はGK後藤亘が強烈なシュートを弾ききれない形。ゴールを決めた18歳のMFジェイラン・ピアマンは「入ったのを見逃していた。GKにセーブされたと思ったからね。その後、彼がファンブルしたことに気付いた」と語っていた。
そのオーストラリアは1日の決勝戦でサウジアラビアと激突。PK戦の末に初優勝を飾っている。
PK戦でヒーローになったのは、守護神スティーヴ・ホール。20歳のGKは三笘薫が所属するブライトンが保有する有望株だ。
HallならぬWall(壁)とその活躍が讃えられているが、オーストラリア代表は「アイコニックなヘアスタイル」とも紹介していた。
ホールは襟足が長く、サイドを刈り上げたマレットのような髪型をしているが、確かに珍しいかも!?
トレヴァー・モーガン監督は「最後まで大変な戦いで、精神的に試された。チームは成長し、個性を発揮し、大きな勇気と自信を見せてくれた。アジアは多様性に富み、才能に溢れ、サッカーへの愛に溢れた大きな連盟なので、今回のような優勝が達成できたのはとても光栄、とても誇りに思う」と語っていた。
U-20ワールドカップのアジア予選も兼ねていた今大会でベスト4に進んだのは、日本、オーストラリア、サウジ、韓国。この4か国が今年9~10月にチリで開催されるU-20ワールドカップの出場権を手にしている。