元レアル・マドリー(ラ・リーガ)のロイストン・ドレンテ氏が、リオネル・メッシ(インテル・マイアミ)からの侮辱を明かした。27日、スペイン『as』が伝えた。

オランダのフェイエノールトでキャリアを始め、その後にレアル・マドリーやエヴァ―トンなどでプレーした。同氏は2007年から2010年までプレーした白い巨人での日々を「信じられないような出来事」だったと振り返った。

「デビュー戦でのゴールはとても懐かしい思い出だね。自分が世界の王者になったと思った。素晴らしい気分だったし、最初は全てが順調で、マドリードでの生活は素晴らしく、勝てばその後は夕食に出かけ、負けても同じように、たくさんのパーティー、たくさんの余暇、そしてたくさんの人生があった」

しかしレアル・マドリーではなかなか出場機会に恵まれず、同国内のエルクレスへローン移籍。そこで対戦したバルセロナ時代のメッシから侮辱を受けたという。

「メッシが僕をクソ黒人と呼んだんだ。でも彼は後に、アルゼンチンの選手たちがお互いを『クソ黒人』がと呼び合う文化を教えてくれた。彼らにとっては、それは普通のことだったんだ」

「マドリードにいた時、もちろんバルサが嫌いだった。私たちレアル・マドリーのファンは、クラシコの1週間前にロッカールームにバルサの選手やメッシのポスターを貼ってダーツを投げる」

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はじめはスペイン内の人種差別に嫌悪感を示していたドレンテ氏だが、サッカーの世界では差別的発言が日常茶飯事のように起きると理解しているようだ。そのうで「その後、私たちはそのことについて二度と話すことはなく、その話題は過ぎ去った。彼(メッシ)は世界最高の選手の一人なので、私は彼をとても尊敬してるよ」と付け加え、メッシに対しての怒りはないと強調した。

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