久保建英が所属するスペイン1部のレアル・ソシエダは、19日のバレンシア戦に0-1で敗れた。

この試合はバレンシアホームのメスタージャで行われたが、ソシエダは「バレンシアのファンが我がチームの選手に人種差別や侮辱行為を行ったことを強く非難する」との声明を発表。

『Marca』などによれば、バレンシアファンはウォーミングアップ中だった久保に対して、「中国人、目を開けろ、中国人、お前は中国人だ」などと差別的な罵声を浴びせていたという(アジア人は目が細いという差別)。また、ほかのソシエダ選手2人にも侮辱的な罵声が浴びせられていた。

久保と仲良しのソシエダGKアレックス・レミロは、SNS上で差別的言動を批判。「(こんなことが)いつまで続くのか?」と綴りつつ、「人種差別反対」というハッシュタグも用いていた。

バレンシアは当該ファンを特定次第、スタジアムからの追放を含めた重い処分を科すとしている。

スペインメディア『COPE』のフアンマ・カターニョは、「胸糞悪い。なんて悲しい人生なのか。当然ながら、バレンシアは起こったことを非難する声明を発表した。彼ら(当該ファン)をこの業界から完全に追い出すのを待たなければいけない。二度と来させるな」と久保らへの差別的言動に激怒していたそう。

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また、ほかの司会者も「これはヘイトクライムだ。サッカー観戦にチケット代を払ってまでこんなことをするなんて。恥ずべき」と同意していたとのこと。

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