明治安田J1リーグは26日、第3節が各地で開催。
開幕2連勝中の湘南ベルマーレは浦和レッズとホームで対戦し、2-1の勝利を収めた。
湘南は26分、鈴木雄斗の高速クロスを福田翔生が合わせて先制すると、49分には小野瀬康介の正確なコーナーキックを今季から10番を背負う鈴木章斗が高い打点で合わせて追加点。
浦和の反撃をチアゴ・サンタナの1点に抑え、見事にクラブ史上初の開幕3連勝を飾っている。
就任5年目の山口智監督のもと、ここまで鹿島アントラーズに1-0、セレッソ大阪に2-1、そして浦和に2-1で勝利している湘南。23歳の福田が2ゴール、21歳の鈴木が3ゴールと“ダブルエース”が全得点をたたき出すなど勢いを感じさせるシーズン序盤だ。
そうしたなか、湘南のサポーターとして知られる政治家の河野太郎氏も浦和戦後、「会議が終わって帰宅したら、ベルマーレがレッズに圧勝し、ぶっちぎりの首位になっていた」とXに投稿。
さらに1時間後には「おーい、テレ朝、なんで首位独走中のベルマーレを映さないのか」と、おそらく報道ステーションのスポーツコーナーに物申していた。
河野氏は、湘南ベルマーレがメインスポンサーの撤退により存続の危機に瀕していた2000年から2005年にかけて、クラブの取締役会長を務めた経歴を持つ。
現在もチームが勝利すれば、1点差でも「圧勝!」といった投稿を行っており、名物サポーターとして湘南ベルマーレ、さらにはJリーグの認知にも寄与している。
そんな河野氏の試合後の言動にも注目の湘南は次節、3月1日(土)に横浜F・マリノスとの神奈川ダービーに臨む。